2022-01-01から1年間の記事一覧

垂れる

『首のたるみが気になるの』という題名のエッセイを読んだことがありますが、年取ったら太る→肉がつくというよりは、たれてくるというのが実感です。 まぶたしかり、首しかり。まぶたや首に新たに肉がついたというより、もともとある皮?がたれてくる。たる…

うなぎ 

うなぎは特別な時しか食べない。 そのせいか、逆にうなぎを食べると、特別なお祝いなどなくても、格段にスペシャルな時になる。 うなぎのあのふんわりほわほわ脂ののった触感は、人を幸せにする。 そして、食べる前から、ただよってくる、ちょっと香ばしく焼…

ちょっと調べる

十五夜と十三夜のお供え物など、ちょっとわからないことがあると、すぐにネットで調べることができる。もやもやが解消され、スッキリする。 ただ、「ちょっと調べよう」と思って、スマホを開いて、目に入ったことをを見てしまい、そしてその後延々と関連した…

財布

財布を落としたことが2度ある。紛失に気づき文字通り青くなった。血の気が下がり、頭がひんやりする感じ。1度目は出てくるまでにしばらくかかり、じりじりとした長い長い日々を過ごしたのに、また落としてしまった。2度目はシラフだったのに、落としてし…

「死」について

最近は、自分の体調も良く、また近いところで亡くなる方がいなかったので「死」について意識することが薄れていたのだが、死にまつわる本を読んで以来、自分の中のアンテナが立ったのか、「死」に係ることに心を留めることが増えた気がする。 その本に書いて…

日々の楽しみ

毎日、ちょっとずつ読んでいた漫画を読み終えてしまった。また毎日読んでいた新聞小説も最終回を迎えてしまった。今後もそれらの内容を思い出して味わうことはできるけれど、会社へ行く前に、また会社から戻ってきてから、今日の内容はどんなかなとわくわく…

音の娯楽

小さい頃、扁桃腺が腫れて熱が出ることがよくあった。そんな時は、横になりながら、お話のテープを聞いていた。その名残なのか、具合が悪くなって寝るときは、音の娯楽(今ではラジコやPodcastなどコンテンツがあふれるほどあり、オールナイトニッポンなど深…

I decided that I would ○○.

想像できることは実現できるといったようなこと(実現するまで、やるということが底にあるんだけど)を、去年から今年に読んだ本で3人の人が言っていた。スープストック東京の遠山氏は「成功することを決めた」と。樋口氏「未来は予測するものではなく想像…

知っているかそうでないか

知っているかそうでないかでも、人の状態は変わる。 例えば、ずっと体に病巣を持っていても、その事実を知らないでいるのと、知っているのとでは、体の状況としては変化がないのに、その人にとっては大違いである。 浮気されていても、その実態に気づいてい…

居場所

「居場所」という言葉には、「切実な」場所という意味合いが強いが、「居場所」には「切実な居場所」と「止まり木」と「別の世界につながる場所」(他の言い方では「自分の世界」「別の世界」「別の世界を垣間見る場所」)と3つのタイプがあるのではないか…

こしらえる

東京国立近代美術館で民藝展を見てきたが(民藝がこんなにも活発な運動であったことを知って驚くとともに、戦争もしている時代にここまでしていたのかと感服した。その物の、何が「いい」のかを言葉に尽くして人に伝えていたとのことなので、それも読んでみ…

面白かった本

「大奥」よしながふみ、「底惚れ」青山文平、「昭和元禄落語心中」雲田はるこ 江戸ばかりなのは、たまたま。 もう一度読み返しても、面白い。それぞれかなり異なるが、様々に人への(同時に自分への、世間のしくみへの、落語への)深い情について描かれてい…

年末年始

年末年始に食べて、また食べたい飲みたいと思ったもの 生湯波(日光はでは「湯葉ではなく「湯波」とか。)、イカピリ辛塩辛、スモークナッツ・クリームチーズ・いぶりがっこ、海老のみそ、里芋にっころがし、あん肝豆腐、豆乳しゃぶしゃぶ、みかん、ケンタロ…