ちょっと調べる

  十五夜と十三夜のお供え物など、ちょっとわからないことがあると、すぐにネットで調べることができる。もやもやが解消され、スッキリする。

  ただ、「ちょっと調べよう」と思って、スマホを開いて、目に入ったことをを見てしまい、そしてその後延々と関連した別のことを眺め続け(見るというより眺める感覚)、しばらくしてから、そもそも何を調べようと思っていたんだっけ?ということがよくある。また、「ちょっと調べ」て、ああそうだったのか、すっきりしたということも、その後すぐに忘れてしまうことが多い。

 すぐに「ちょっと調べられる」便利さを甘受するより、ネットで、主に一時的な情報を得る時間が、いつのまにか他のことをする時間を大幅に減らしているのに気付いた今、それにストップをかけたいということが、今日のわたしの思うところである。